後露(読み)うしろあらわ

精選版 日本国語大辞典 「後露」の意味・読み・例文・類語

うしろ‐あらわ‥あらは【後露】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 後方が無防備であるさま。
    1. [初出の実例]「永覚ただひとりたけけれど、うしろあらはになりければ、南をさいておちぞゆく」(出典:平家物語(13C前)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android