後頭(読み)コウトウ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「後頭」の意味・読み・例文・類語

うしろ‐あたま【後頭】

  1. 〘 名詞 〙 頭のうしろの部分。後頭(こうとう)部。うしろでこ。
    1. [初出の実例]「後頭(ウシロアタマ)(はり)は皮のみにて掩はれたる後頭と項肉のつきたる処との境にあり」(出典:芸用解体学(1897頃)〈森鴎外頭骨)

こう‐とう【後頭】

  1. 〘 名詞 〙こうとうぶ(後頭部)
    1. [初出の実例]「後頭をつよく被殴とおぼゆるほどに」(出典:古事談(1212‐15頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android