徒の火宅(読み)あだのかたく

精選版 日本国語大辞典 「徒の火宅」の意味・読み・例文・類語

あだ【徒】 の 火宅(かたく)

(「火宅」は、現世の意の仏語) はかなく悩み多いこの世。
浄瑠璃釈迦如来誕生会(1714)三「あやしの賤(しづ)のすさみ迄あだのくたくのたのしみと、しらですぎなんあはれさに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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