徒夢(読み)あだゆめ

精選版 日本国語大辞典 「徒夢」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ゆめ【徒夢】

  1. 〘 名詞 〙 はかない夢。頼みにならない夢。むなしい夢。恋、望み、世の中の人のいとなみなどが、むなしいことのたとえとして用いることが多い。
    1. [初出の実例]「世の中の憂きに心は徒夢(あだゆめ)の覚むる枕に鐘遠き」(出典謡曲忠度(1430頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む