徒夢(読み)あだゆめ

精選版 日本国語大辞典 「徒夢」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ゆめ【徒夢】

  1. 〘 名詞 〙 はかない夢。頼みにならない夢。むなしい夢。恋、望み、世の中の人のいとなみなどが、むなしいことのたとえとして用いることが多い。
    1. [初出の実例]「世の中の憂きに心は徒夢(あだゆめ)の覚むる枕に鐘遠き」(出典謡曲忠度(1430頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む