徒物(読み)あだもの

精選版 日本国語大辞典 「徒物」の意味・読み・例文・類語

あだ‐もの【徒物】

  1. 〘 名詞 〙 はかないもの。むなしいもの。もろいもの。
    1. [初出の実例]「命やは何ぞは露のあだものをあふにしかへば惜しからなくに〈紀友則〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋二・六一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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