徒運び(読み)かちはこび

精選版 日本国語大辞典 「徒運び」の意味・読み・例文・類語

かち‐はこび【徒運・歩運】

  1. 〘 名詞 〙 徒歩で運ぶこと。
    1. [初出の実例]「今海辺(わたのほとり)の民(おをむたから)舩無きに由て以て、歩運(カチハコヒスル)に甚苦(にへさにくるしむて)」(出典日本書紀(720)崇神一七年七月丙午(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android