デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「得翁融永」の解説 得翁融永 とくおう-ゆうえい ?-? 室町時代の僧。曹洞(そうとう)宗の無著妙融(むじゃく-みょうゆう)の法をつぎ,豊後(ぶんご)(大分県)皇徳寺の住持となる。のち臨済(りんざい)宗系の五山派に属し,京都安国寺,鎌倉寿福寺の住持をつとめた。曹洞宗系から五山の長老となったまれな例。応永(1394-1428)末年から宝徳(1449-52)ごろの人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例