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住持 じゅうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

住持
じゅうじ

一寺を管理する主僧。もともと中国禅宗の用語でその後,寺を管理するものの一般の職名となる。この点で住職に同じ。

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デジタル大辞泉の解説

じゅう‐じ〔ヂユウヂ〕【住持】

[名](スル)
一寺の主僧を務めること。また、その僧。住持職。住職。
仏の教えをかたく守ること。「仏法を住持する」

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世界大百科事典 第2版の解説

じゅうじ【住持】

仏教用語の一つ。世間にあって,仏法を保ち広める意,またはその人。古くは,仏滅後の世界に,仏法僧の三宝を住持するものとして,仏像・経巻・出家比丘の三つを指していったが,後代は,一寺の主人として,人々を教化する僧を呼ぶ名となり,日本ではもっぱらこの意味に用いる。もともとインド教団では,一所不住をたてまえとするから,住持の名称はありえない。中国で唐代に寺院制度が確立すると,百丈懐海清規(しんぎ)を制して,教団を管理し弟子を指導する有徳の長老を,住持と名づけたことより始まる。

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大辞林 第三版の解説

じゅうじ【住持】

( 名 ) スル
寺の住職。
仏法を守り保つこと。 「仏法を-し、王法を祈誓し/盛衰記 18

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

住持
じゅうじ

寺を統率する代表者。字義は、法を現実に住(とど)まらしめ保持し続ける意。中国唐初の仏教に革新的主張がおこり、新たに禅宗が形成されていくなかで、従来の律寺に別して禅院が独立し、さらに独自の規範(百丈清規(ひゃくじょうしんぎ))を創設するに至って、禅院で仏の精神を継ぎ法燈(ほうとう)を伝え持ち、法演を開き衆僧を教化するなど、大小の事いっさいを統率する最高責任者を住持とよんだことに始まる。そののちしだいに普及して仏寺一般の主人の呼称となり、住職ともよばれる。[小坂機融]

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世界大百科事典内の住持の言及

【寺院】より

… 宋代になって禅宗が興隆すると,寺院制度にも変化がおこった。寺院を代表する僧を住持といい,それには師から弟子へと伝える甲乙徒弟院と,ひろく諸方から名徳を招く十方刹との区別があり,とくに大刹の住持は勅命によって任ぜられた。別に寺院は宗派によって禅,教,律に分類され,南宋中期には五山十刹制が定められた。…

【住職】より

…一般的には,一寺を管領する最高位の僧職をさす。古くからある住持職(住持)の略称。住職になることを出世(しゆつせ)といい,住職として実際にその寺に入ることを入院(じゆいん),あるいは晋住(しんじゆう),また晋山(しんざん)という。…

※「住持」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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