普及版 字通 「徘(漢字)」の読み・字形・画数・意味
徘
11画
[字訓] さまよう
[字形] 形声
声符は非(ひ)。〔説文〕にみえず、〔広雅、釈訓〕に「俳は旋(べんせん)なり」とあって、俳は徘徊、さまよい歩くことをいう。
[訓義]
1. さまよう、たちもとおる、ゆきつもどりつする。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕徘徊 タタズム・タチモトホル 〔字鏡集〕徘 タチモトホル
[語系]
徘・俳buiは盤buan、傍bangと声近く、また徘徊bui-hui、盤桓buan-huan、傍徨bang-huangはそれぞれ同義の畳韻の語。みな「たちもとおる」ことをいう。
[熟語]
徘徊▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報