デジタル大辞泉 「徘徊」の意味・読み・例文・類語 はい‐かい〔‐クワイ〕【×徘×徊】 [名](スル)あてもなく、うろうろと歩きまわること。「街中を徘徊する」[類語]うろつく・さすらう・さまよう・出歩く・ほっつく・ほっつき歩く・ほっつき回る・ぶらつく・彷徨・低回・流浪・放浪・漂泊・流離・漂流・浮浪・右往左往・ぶらぶら・うろちょろ・うろうろ・ちゃかちゃか 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
共同通信ニュース用語解説 「徘徊」の解説 徘徊 徘徊はいかい 認知症の症状の一つ。「自分のいる場所や時間が分からない」「家に帰りたい」といった患者の状態や意思が、表れた行動とされる。背後には不安感などがあると考えられている。ただ徘徊という言葉には「目的もなく歩き回る」という意味があるため、認知症への偏見や誤解を生む恐れがあるとの指摘もある。更新日:2016年3月1日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報
精選版 日本国語大辞典 「徘徊」の意味・読み・例文・類語 はい‐かい‥クヮイ【徘徊・俳&JIS87B0;】 〘 名詞 〙 行ったり来たりすること。どこともなく歩きまわること。うろつくこと。[初出の実例]「遼夐遊千里、徘徊惜寸心」(出典:懐風藻(751)飄寓南荒贈在京故友〈石上乙麻呂〉)「松門に暁いたりて月徘徊す」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習)[その他の文献]〔漢書‐高后紀〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「徘徊」の読み・字形・画数・意味 【徘徊】はいかい(くわい) たちもとおる。〔子、礼論〕今夫(か)の大鳥獸は、則ち其の群匹を失して、~故をぐるときは則ち必ず徘徊し、鳴號し、躅(てきちょく)し、踟(ちちゆ)し、然る後に能く之れを去るなり。字通「徘」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報