御入部(読み)ごにゅうぶ

精選版 日本国語大辞典 「御入部」の意味・読み・例文・類語

ご‐にゅうぶ‥ニフブ【御入部】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 領主が初めてその領地にはいったり、または、参勤交代で領地に行ったりすること。
    1. [初出の実例]「右近左近日夜の出仕隙もなし〈栄吟〉 今度若殿御入部の礼〈一虎〉」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android