御前公事(読み)ごぜんくじ

精選版 日本国語大辞典 「御前公事」の意味・読み・例文・類語

ごぜん‐くじ【御前公事】

〘名〙 主君が直接に訴訟を裁断すること。
甲陽軍鑑(17C初)品四七「信玄公の御さばきに仕られ〈略〉目安あがり御前公事(クジ)になる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android