…また下社の8月1日の御船祭(おふねまつり)は,2月1日秋宮から春宮へ遷座した神霊をふたたび秋宮へ移す祭りで,そのあと例祭がある。8月27日には上社,下社それぞれの狩猟地であった地での御射山祭(みさやままつり)がある。特殊神事中の最大のものは,寅・申の年の4月より5月にかけて行われる式年造営御柱大祭,俗に御柱祭(おんばしらまつり)といわれるそれで,桓武天皇の代に始まるともいわれる雄壮なこの祭りは,それぞれの神殿の四隅に樅(もみ)の大木を立てるもので,上社下社四社それぞれ計16本の大木が,上社は八ヶ岳の社有御小屋(おこや)林から,下社は東俣国有林から引き出される。…
…また,源頼朝や六代御前(平維盛の子)に結びつけて説く伝承もあるが,確かとはいい難い。ただこれに関連するかと思われるものとして,茨城県各地には青屋箸,青屋様といって同様のことが行われているし,長野県諏訪大社の8月下旬の御射山祭(みさやままつり)には青茅や芒(ススキ)で小屋を設け,神主などがこの中で籠ることがあり,一般の家々でもこれに結びつけて芒に赤飯などを供えて祭る例などもある。【田中 宣一】。…
…巻狩の本来の目的は山の神の意志をうかがうための一種の祭儀の意味をもったらしい。定例的な祭儀としての巻狩は諏訪明神の御射山(みさやま)祭,阿蘇神社の下野の狩りなどが名高い。近世には徳川将軍が不定期に行った小金ヶ原の鹿狩などが知られる。…
※「御射山祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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