デジタル大辞泉 「御差し」の意味・読み・例文・類語 お‐さし【▽御差し】 1 江戸時代、大名などの子に乳を差し上げるだけの乳母。差し乳母。「―、抱き乳母、御乳おちの人」〈浄・丹波与作〉2 《「御差し合い」または「御差し支え」の略》都合の悪いこと。「―がござりまして出られません」〈洒・南門鼠帰〉3 「刺身」の美化語。「比目魚ひらめの―が書抜き(=スグレタモノ)さ」〈伎・小袖曽我〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例