御手の中(読み)おてのうち

精選版 日本国語大辞典 「御手の中」の意味・読み・例文・類語

おて【御手】 の 中(うち)

  1. 手の中にはいったもの。持っているもの。特に乞食が、恵みを乞う銭、米などをいうことが多い。
    1. [初出の実例]「『永々の浪人に御合力』といふに〈略〉『イヤ御手(オテ)のうちの御合力をお願ひ申ます』」(出典滑稽本・旧観帖(1805‐09)二)
  2. うでまえ。技量。
    1. [初出の実例]「得たりと請ける半蓋に、馬士(まご)の胴切重切(かさねぎり)。〈略〉まだお手の内は狂ひませぬ」(出典:浄瑠璃伊賀越道中双六(1783)八)

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