御湿(読み)おしめり

精選版 日本国語大辞典 「御湿」の意味・読み・例文・類語

お‐しめり【御湿】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 降雨のこと。雨を待ち望んでいる時や、望んでいて適度の降雨があった時にいう。
    1. [初出の実例]「おしめりがほしいと紺屋世事を言」(出典:雑俳・柳多留‐二六(1796))
  3. 女と待合、温泉などへしけこむことをいう花柳界の語。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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