コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

御覧ぜらる ゴランゼラル

デジタル大辞泉の解説

ごらんぜ◦らる【御覧ぜらる】

[連語]《動詞「ごらんず」の未然形+尊敬の助動詞「らる」》「見る」の尊敬語。ご覧になる。
「主上は御涙にくもりつつ、月の光もおぼろにぞ―◦られける」〈平家・六〉
[補説]古くは、受け身・可能・自発・尊敬の意を持っていたが、鎌倉時代以降、尊敬の用法に限られるようになった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ごらんぜらる【御覧ぜらる】

( 連語 )
〔「御覧ず」に助動詞「らる」の付いたもの〕
(「らる」が受け身の場合)見ていただく。お見せする。御覧に入れる。 「かくおほけなきさまを-・られぬるも、かつはいと思ひやりなく恥づかしければ/源氏 若菜下
(「らる」が可能の場合)御覧になることができる。御覧になれる。 「ふとみゆきして御覧ぜむに、-・られなむ/竹取」
(「らる」が自発の場合)自然と御覧になる。 「よろづの罪わすれて、あはれにらうたしと-・らる/源氏 澪標
(「らる」が尊敬の場合。中世以降の用法)御覧になられる。 「めづらしきあづま男をこそ-・られ候はんずらめ/平家 11

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

御覧ぜらるの関連キーワード助動詞おぼろ閉ぢめ主上若干野亭手人御覧連語

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android