御覧事(読み)ごらんじごと

精選版 日本国語大辞典 「御覧事」の意味・読み・例文・類語

ごらんじ‐ごと【御覧事】

  1. 〘 名詞 〙 ( それを見る人を敬っていう語 ) ごらんになる価値のあること。
    1. [初出の実例]「此花の桜に移る気色、先々是こそ御覧じ事なれ」(出典:光悦本謡曲・田村(1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android