御食つ物(読み)ミケツモノ

デジタル大辞泉 「御食つ物」の意味・読み・例文・類語

みけ‐つ‐もの【食つ物】

天皇食物
ささぐ所の―」〈雄略紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御食つ物」の意味・読み・例文・類語

みけつ【御食つ】 物(もの)

  1. 神への供え物。天皇の食膳に奉る食物。
    1. [初出の実例]「饌(ミケツモノ)(〈別訓〉おほもの)を覆(こほ)しつ」(出典日本書紀(720)雄略一二年一〇月(前田本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android