普及版 字通 「徨」の読み・字形・画数・意味
徨
12画
(異体字)
11画
[字訓] さまよう
[字形] 形声
声符は皇(こう)。〔説文〕にみえず、〔玉〕に「彷徨なり」とあり、多くその連語として用いる。惶・遑などと声義の関係がある。
[訓義]
1. さまよう。
2. ゆく、ゆききする。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕徨 ユク・ヨロホフ/彷徨 タタズム 〔立〕 タチヤスラフ・トホル・タチマチ・タチモトホル 〔字鏡集〕徨 イトム・タチモトル・フム・イトマ・スム
[語系]
徨()・遑huangは同声。彷徨bang-huang、徘徊bui-hui、盤桓buan-huanと同系の語。語感や用義の上に、いくらか緩急の差がある。
[下接語]
彷徨
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報