復蜟(読み)ニシドチ

デジタル大辞泉 「復蜟」の意味・読み・例文・類語

にし‐どち【復蜟】

チョウやガのさなぎ。特に、アゲハチョウスズメガのさなぎ。指でつまんで「西はどっち、東はどっち」と言うと、それに答えるように腰から上を振るといわれる。入道虫。西向け。

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精選版 日本国語大辞典 「復蜟」の意味・読み・例文・類語

ふく‐いく【復蜟】

〘名〙 セミ幼虫、根切り虫の蛹(さなぎ)をいう。→西何方(にしどち)。〔薬品手引草(1778)〕

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