微古生物学(読み)びこせいぶつがく(その他表記)micropaleontology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「微古生物学」の意味・わかりやすい解説

微古生物学
びこせいぶつがく
micropaleontology

微化石対象とした古生物学の一分野。地層中の微小な生物遺骸,たとえば化石動物の小型有孔虫,コッコリス,放散虫,貝形虫など,あるいは化石植物花粉,胞子,ケイ藻などを研究する。石油探査など応用面で有用である。

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世界大百科事典(旧版)内の微古生物学の言及

【古生物学】より

…これは,いろいろな時代の地層中における層位的分布に主眼をおいた化石の研究をする層位学的古生物学としばしば対置される。対象が微化石で研究手段として顕微鏡の不可欠なのは微古生物学である。その他,化石の安定および放射性同位体を扱う同位体古生物学などがある。…

※「微古生物学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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