徳下村(読み)とくげむら

日本歴史地名大系 「徳下村」の解説

徳下村
とくげむら

[現在地名]常盤村徳下

南は東光寺とうこうじ(現田舎館村)、西は常盤村、北は徳田とくた村、増館ますだて(現浪岡町)に接する。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の田舎いなか郡に高一二〇石、うち田方一〇八・三石とある。貞享四年(一六八七)検地帳に村高七九三・一五三石、うち田方六五町一反二畝二歩で七七三・六九六石、畑方三町二反一六歩で一九・四五七石。漆木一一本、本百姓五三人、八幡宮と観音堂が記される。「平山日記」元禄三年(一六九〇)に「植下村」とあるのが当村と思われ、常盤組に属し、村位は中とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android