コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

八幡宮 はちまんぐう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

八幡宮
はちまんぐう

応神天皇を主神とし,通例,ヒメガミ,神功皇后を配祀する神社の称号。やわたのみやともいう。弓矢の神として,武士を中心に古くから広く尊崇された。大分県の宇佐神宮を総本社とし,全国各地にある。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

八幡宮【はちまんぐう】

八幡神をまつった神社。八幡神は菩薩号を付して八幡大菩薩と呼ぶこともある。八幡神を彦火火出見(ひこほほでみ)尊とする説もあるが,普通は応神天皇,比売(ひめ)神,神功皇后の3神とする。
→関連項目神社

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

はちまんぐう【八幡宮】

八幡神(はちまんじん∥やはたのかみ)をまつる神社。数の多い神社の一つであるが,起源はおよそ宇佐八幡宮にある。しかし,その八幡神の語源・語意については諸説があり,なお研究の余地がある。奈良前期にすでに宇佐と筥崎(はこざき)宮の両八幡宮が有力社として存在し,宇佐では巫女大神(おおが)氏一族が神託をつげることで知られ,大仏鋳造に功があった。八幡神は早くより誉田別(ほんだわけ)尊(応神天皇)との説が出され,現在誉田別尊を中心に,比売大神,気長足姫(おきながたらしひめ)命(神功皇后),あるいは応神天皇・仲哀天皇・神功皇后のごとく三神をまつるのが通例。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

大辞林 第三版の解説

はちまんぐう【八幡宮】

八幡神をまつる神社の総称。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

八幡宮
はちまんぐう

八幡神を祀(まつ)る神社。八幡神は奈良時代には第15代応神(おうじん)天皇(誉田(ほんだ)皇子)に比定され、その本宮は大分県宇佐(うさ)市鎮座の宇佐神宮である。この神宮に祀る八幡神が中央に進出するのは、東大寺大仏鋳造に神助を与えて入京したこと、法師道鏡(どうきょう)の専横を託宣によって排除したことなどで、八幡神を鎮護国家神とする信仰が確立された。やがて八幡神に菩薩(ぼさつ)号が授けられ、これまでの神仏習合形態はいっそう進められた。859年(貞観1)その分霊は山城(やましろ)国(京都府)男山(おとこやま)に勧請(かんじょう)されて石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)が創祀(そうし)されると、八幡神は王城鎮護、勇武の神として朝野の尊崇を集め、八幡信仰は急速に広まり、やがて伊勢(いせ)の神宮と石清水八幡宮は「二所宗廟(にしょのそうびょう)」と称せられた。その後、武家政権の成立、鶴岡(つるがおか)八幡宮の創祀とともに、武人の守護神としての八幡信仰が普及し、全国各地に八幡神が勧請され、八幡宮が創設された。[二宮正彦]
『宮地直一著『八幡宮の研究』(1956・理想社) ▽中野幡能著『八幡信仰史の研究』上下(増補版・1975・吉川弘文館)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の八幡宮の言及

【宇佐神宮】より

…大分県宇佐市に鎮座。八幡宮,八幡大神宮,宇佐八幡宮,宇佐宮ともいう。旧官幣大社。…

※「八幡宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

八幡宮の関連キーワード和歌山県橋本市高野口町嵯峨谷愛知県名古屋市昭和区伊勝町東京都武蔵野市吉祥寺東町東京都新宿区市谷八幡町茨城県常陸太田市宮本町青森県むつ市大畑町新町福岡県福岡市早良区高取島根県大田市大田町大田島根県安来市広瀬町広瀬高知県安芸郡安田町安田山口県山口市徳地島地青森県平川市新屋栄館栃木県那須烏山市宮原神奈川県平塚市浅間町島根県浜田市下有福町高知県土佐市高岡町乙宮城県栗原市栗駒八幡青森県八戸市河原木岩手県盛岡市八幡町山口県宇部市西岐波

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

八幡宮の関連情報