デジタル大辞泉 「心ときめき」の意味・読み・例文・類語 こころ‐ときめき【心ときめき】 胸がどきどきすること。心が弾むこと。胸騒ぎすること。「―するもの、雀の子飼ひ。ちご遊びする所の前渡る」〈枕・二九〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「心ときめき」の意味・読み・例文・類語 こころ‐ときめき【心ときめき】 〘 名詞 〙① 期待や不安などで胸がどきどきすること。はらはらすること。[初出の実例]「宮、見給ていとうれしとおぼさる。『あやしの心ときめきや』とて、うちおき給ひつ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上下)「にほひなどは仮のものなるに、〈略〉えならぬ匂ひには、必ずこころときめきするものなり」(出典:徒然草(1331頃)八)② 心が動転すること。あわてること。[初出の実例]「かくうけたまはらましかば、此の侍る人にも重き御服をこそ着せ侍るべかりけれ。心ときめきのやうなれども」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例