心に忍ぶ(読み)こころにしのぶ

精選版 日本国語大辞典 「心に忍ぶ」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 に 忍(しの)

  1. 心ひそかに恋い慕う。心中に思い浮かべる。
    1. [初出の実例]「やよいかに心にしのぶ茂げからん人住む宿のつまと見ながら〈藤原俊成〉」(出典:木工権頭為忠百首(1136頃)恋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android