心のまま(読み)こころのまま

精選版 日本国語大辞典 「心のまま」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の まま

  1. 心に思う通り。心まかせ。思う存分。心のまにまに。
    1. [初出の実例]「虜、我が陰謀有ることを知らずして情の任(ママ)(ほしまま)に酔ひぬ」(出典日本書紀(720)神武即位前(北野本室町時代訓))
    2. 「産める子のやうにあれど、いと心はづかしげに、おろそかなるやうに言ひければ、心のままにもえ責めず」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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