心の春(読み)こころのはる

精選版 日本国語大辞典 「心の春」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 春(はる)

  1. 春のようにのどかな心。うきうきした気持
    1. [初出の実例]「いつまでか朽木の花に身をなしてこころの春をまつべかるらむ〈賀茂重保〉」(出典:承安二年広田社歌合(1172))
    2. 「物思へば心のはるも知らぬ身に何うぐひすの告げに来つらむ」(出典:建礼門院右京大夫集(13C前))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android