心の程(読み)こころのほど

精選版 日本国語大辞典 「心の程」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 程(ほど)

  1. 心の程度。心の有様
    1. [初出の実例]「思ひやるこころのほどははてもなし風の至らぬくまは多かり」(出典:忠岑集(10C前))
    2. 「わけて問ふ心のほどの見ゆるかな木蔭をぐらき夏の茂りを」(出典:更級日記(1059頃))

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