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多かり オオカリ

デジタル大辞泉の解説

おお・かり〔おほかり〕【多かり】

[形]《形容詞「おほ(多)し」の連用形に動詞「あり」の付いた「おほくあり」の音変化》多くある。たくさんある。→多(おお)い
「いと聞きにくきこと―・かり」〈帚木
[補説]カリ活用形容詞助動詞を付けるときの補助活用であるが、中古には「多かり」に限り、和文系で終止形「多かり」・連体形「多かる」・已然形「多かれ」が、「多し」「多き」「多けれ」に代わって多く用いられた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おおかり【多かり】

( 形 )
〔「多くあり」の転〕
たくさんある。 「ぬれまどふ人-・かり/蜻蛉 」 〔「多し」の補助活用。平安時代の和文では「多し」「多き」「多けれ」でなく「多かり」「多かる」「多かれ」を用いるのが普通〕 → おおい(多)

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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