心を入れる(読み)こころをいれる

精選版 日本国語大辞典 「心を入れる」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 入(い)れる

  1. その事に心を打ちこむ。専念する。
    1. [初出の実例]「奥山に心を入れてたづねずはふかき紅葉の色をみましや」(出典:大和物語(947‐957頃)四七)
    2. 「はかなきすさびをも、人まねに心を入るる事もあるに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む