心を澄ます(読み)こころをすます

精選版 日本国語大辞典 「心を澄ます」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 澄(す)ます

  1. 邪念を払って心を統一する。冷静に考える。
    1. [初出の実例]「花紅葉の下に心をすましつつ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
    2. 「心すまして掻き立て給へる箏の琴の音、おもしろうあはれなる事かぎりなし」(出典:浜松中納言物語(11C中)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android