心不相応法(読み)しんふそうおうぼう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「心不相応法」の意味・わかりやすい解説

心不相応法
しんふそうおうぼう

仏教用語。倶舎唯識では心を5つに分けて詳細に論じているが,心不相応法とは5つに分けた第4位で,色,心の2法に相似せず,また相応しない有為のこと,すなわち色法でも心法でもなく,また無為法でもないもの。たとえば,生住異滅などの存在のあり方のこと。

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