心地悪し(読み)ここちあし

精選版 日本国語大辞典 「心地悪し」の意味・読み・例文・類語

ここち【心地】 悪(あ)し

  1. ① 気分がすぐれない。からだのぐあいが悪い。
    1. [初出の実例]「翁心ちあしく苦しき時も、この子を見れば苦しき事もやみぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  2. ② おもしろくない。気乗りがしない。不快である。いとわしい。
    1. [初出の実例]「此の男心地悪げにて、(なまじひ)に出立ぬ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一九)

心地悪しの補助注記

現代語では、「ここち(が)よい」は言うが、「ここち(が)わるい」はもっぱら「乗りごこちがわるい」「居ごこちがわるい」のように複合した形で、外的な環境からくる身体的不快感について用いることが多い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 竹取物語 実例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む