心得ゆ(読み)こころゆ

精選版 日本国語大辞典 「心得ゆ」の意味・読み・例文・類語

こころ・ゆ【心得】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「こころう〔ア下二〕」から転じて、室町頃から用いられた語。終止形は多く「こころゆる」となる ) =こころえる(心得)
    1. [初出の実例]「こころゆる これも又これも又とや論ずらむ弓と馬ともるい代のみち」(出典:常徳院殿御集(1489))

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