心得ゆ(読み)こころゆ

精選版 日本国語大辞典 「心得ゆ」の意味・読み・例文・類語

こころ・ゆ【心得】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( 「こころう〔ア下二〕」から転じて、室町頃から用いられた語。終止形は多く「こころゆる」となる ) =こころえる(心得)
    1. [初出の実例]「こころゆる これも又これも又とや論ずらむ弓と馬ともるい代のみち」(出典:常徳院殿御集(1489))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android