心珍し(読み)ウラメズラシ

デジタル大辞泉 「心珍し」の意味・読み・例文・類語

うら‐めずら・し〔‐めづらし〕【心珍し】

[形シク]清新な感じがして心ひかれる。なんとなく珍しい。和歌では「裏」「浦」との掛け詞として用いられる場合が多い。
「わがせこが衣の裾を吹き返し―・しき秋の初風」〈古今秋上

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