精選版 日本国語大辞典 「心砕く」の意味・読み・例文・類語 こころ【心】 砕(くだ)く [ 一 ] ( 「砕く」が自動詞下二段活用の場合 ) 心が乱れる。いろいろと思い煩う。心屈する。[初出の実例]「むらきもの情摧(こころくだけ)てかくばかりあが恋ふらくを知らずかあるらむ」(出典:万葉集(8C後)四・七二〇)「かひなき世かなと、心くだけてつらく悲しければ、人知れずねをのみ泣き給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蓬生)[ 二 ] ( 「砕く」が他動詞四段活用の場合 ) ⇒こころ(心)を砕く 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例