忌挿し(読み)いみざし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「忌挿し」の意味・わかりやすい解説

忌挿し
いみざし

祭りにあたって、そこが清らかな祭場だということを示すために、村境などに立てる神聖な木。京都の賀茂祭(かもまつり)、松尾(まつのお)祭などにこの例がある。和歌山県岩出(いわで)市の総社権現(ごんげん)では、8月1日夜の丑(うし)の刻に2か所の村境にサカキを立てることから、この祭りを斎挿(いみざし)祭という。標示の意味が忘れられ、サカキそのものが神聖だと考え、その葉を村人が争い取るようになっている。南九州の柴(しば)挿しも一連のものである。

[井之口章次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む