忌違(読み)いみたがえ

精選版 日本国語大辞典 「忌違」の意味・読み・例文・類語

いみ‐たがえ‥たがへ【忌違】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽道でいう方違(かたたが)えの一種。物忌みをしないですませるために、その間、他家へ泊まりにゆくこと。
    1. [初出の実例]「今宵だにとて、いそぎつるを、いみたがへにみな人ものしつるを」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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