忍の衣(読み)しのぶのころも

精選版 日本国語大辞典 「忍の衣」の意味・読み・例文・類語

しのぶ【忍】 の 衣(ころも)

  1. しのぶずりの衣。忍草(しのぶぐさ)をすりつけた衣。恋心をつつみかくす、人を恋いしたうなどの意を「しのぶ」に掛け、「乱る」の縁語として用いる歌語。しのぶのすりごろも。
    1. [初出の実例]「しられじな忍ふの衣ゆきずりのひとめばかりに乱れわぶ共〈藤原家隆〉」(出典:建保五年九月右大臣家歌合(1217))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む