日本歴史地名大系 「志殿村」の解説 志殿村しどのむら 兵庫県:三木市志殿村[現在地名]三木市口吉川町殿畑(くちよかわちようとのはた)北畑(きたはた)村の南東、美嚢(みの)川中流域に位置する。元弘三年(一三三三)七月一二日の吉河下庄寄進田斗代坪付注文(清水寺文書)にみえる「志津小野村」は当村に比定され、一反が清水(きよみず)寺(現東条町)に寄進されている。慶長国絵図には「四津小野」と記される。初め姫路藩領、元和三年(一六一七)明石藩領となるが、寛永九年(一六三二)に上知されたとみられる(「寛政重修諸家譜」など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by