忘却曲線(読み)ぼうきゃくきょくせん

精選版 日本国語大辞典 「忘却曲線」の意味・読み・例文・類語

ぼうきゃく‐きょくせんバウキャク‥【忘却曲線】

  1. 〘 名詞 〙 記憶したことが、時間経過によって、どのように忘却されてゆくかを示す曲線ドイツの心理学者エビングハウスが一八八五年に最初に見出した。最初急速に下降し、時間がたつとともに徐々に低下する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の忘却曲線の言及

【忘却】より

…学習効果の減弱も一種の忘却である。記憶の保持は時間とともに減少し,忘却率が増大する(エビングハウスの〈忘却曲線〉)。無意味な,関心の薄いものは忘れやすく,感動的体験や反復記銘は保持を良くする。…

※「忘却曲線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android