精選版 日本国語大辞典 「忘水」の意味・読み・例文・類語
わすれ‐みず‥みづ【忘水】
- 〘 名詞 〙
- ① 野中などを、絶え絶えに流れている水。人に知られないで流れている水。
- [初出の実例]「霧ふかき秋のの風にわすれみつたえまがちなるころにもあるかな」(出典:是則集(平安中))
- ② 残り水。
- [初出の実例]「雀子や盥の底の忘れ水〈楽南〉」(出典:続春夏秋冬(1906‐07)〈河東碧梧桐選〉春)
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...