忙業(読み)いそがしわざ

精選版 日本国語大辞典 「忙業」の意味・読み・例文・類語

いそがし‐わざ【忙業】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 忙しさのあまり物事をぞんざいにすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「ゆく春やいそかし業(ワサ)の玉手繦(たすき)」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第四)
    2. 「古(ふるもとゆひ)かけて、いそがし態(ワザ)にゆがむもかまわず」(出典:浮世草子好色一代女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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