忝あり(読み)カタジケアリ

デジタル大辞泉 「忝あり」の意味・読み・例文・類語

かたじけ‐あ・り【×忝あり】

[動ラ変]かたじけない。「かたじけなし」をふざけて言った語。元禄(1688~1704)のころ遊里ではやった。
埴生はにふ小屋へのお立ち寄り、―・りといふものぢゃ」〈浮・置土産・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 埴生

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android