忠霊塔(読み)チュウレイトウ

精選版 日本国語大辞典 「忠霊塔」の意味・読み・例文・類語

ちゅうれい‐とう‥タフ【忠霊塔】

  1. 〘 名詞 〙 戦死者の霊をまつった塔。
    1. [初出の実例]「熊本では、戦後に素晴らしい忠霊塔がつくられている」(出典:日本の裏街道を行く(1957)〈大宅壮一〉九州イデオロギーの群像)

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世界大百科事典(旧版)内の忠霊塔の言及

【忠魂碑】より

…碑文題号の揮毫(きごう)者は帝国在郷軍人会会長の一戸兵衛や鈴木荘六の例が多く,除幕式は慰霊祭を兼ねて3月10日の陸軍記念日に挙行された。日中戦争がはじまると,1939年7月に大日本忠霊顕彰会が発足し,その指導によって戦死者の遺骨を納めた忠霊塔を各市町村に1基ずつ建設するようになった。忠魂碑は,戦死者の追悼にとどまらず,これを通じて国家への忠誠心を養成するという軍部や国家指導者の意図によって建設されたという面をもち,戦時中は戦死を美化し銃後協力を国民に強制するための象徴として機能した。…

※「忠霊塔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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