念が残る(読み)ねんがのこる

精選版 日本国語大辞典 「念が残る」の意味・読み・例文・類語

ねん【念】 が 残(のこ)

心残りがする。この世に思いが残る。
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一「又金を溜めて大事にすると念が残るといふ事もあり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「念が残る」の意味・読み・例文・類語

ねんのこ・る

きっぱりと思い切ることができない。
「金を溜めて大事にすると―・るという事もあり」〈円朝真景累ヶ淵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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