念彼観音力刀尋段段壊(読み)ネンピカンノンリキトウジンダンダンエ

デジタル大辞泉 「念彼観音力刀尋段段壊」の意味・読み・例文・類語

ねんぴかんのんりき‐とうじんだんだんえ〔ネンピクワンオンリキタウジンダンダンヱ〕【念彼観音力刀尋段段壊】

法華経普門品にある観音菩薩の力を祈念するときは、法敵の切りかかった刀は突然ばらばらに砕けて、身は安全であるという意。

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精選版 日本国語大辞典 「念彼観音力刀尋段段壊」の意味・読み・例文・類語

ねんぴかんのんりき‐とうじんだんだんえネンピクヮンオンリキタウジンダンダンヱ【念彼観音力刀尋段段壊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「だんだんえ」は連声で「だんだんね」とも ) 仏語。「法華経‐普門品」の中の偈(げ)観音の力を念ずるときは、敵が刀の害を加えようとしても、その刀は突然いくつにも折れこわれるということ。

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