怒りを移さず(読み)いかりをうつさず

故事成語を知る辞典 「怒りを移さず」の解説

怒りを移さず

いくら怒っても、関係ないものに対してまで腹を立てたりはしないこと。

[由来] 「論語よう」に出て来る、孔子のことばから。若くして亡くなったがんかいという弟子のことを、「怒りをうつさず、過ちをふたたびせず(腹を立ててもほかに当たり散らしたりしないし、同じ間違いをくり返したりもしない)」というすぐれた人物だった、としのんでいます。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む