怖持て(読み)こわもて

精選版 日本国語大辞典 「怖持て」の意味・読み・例文・類語

こわ‐もてこは‥【怖持・強持】

  1. 〘 名詞 〙 恐れられながら厚遇されること。怖持(こわもち)
    1. [初出の実例]「わるくしたらばやかましからんとこわもてに勤る」(出典:洒落本・南閨雑話(1773)怖勤の体)
    2. 「郡視学と云へば、田舎では随分こは持のする方で」(出典:田舎教師(1909)〈田山花袋〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android